パパ活での収入にかかる税金は所得税?贈与税?どっちが正解?

パパ活で稼いだお金って税金がかかるの!?

もちろんパパ活で稼いだお金も税金がかかるよ!稼ぎが所得なのか贈与なのかによって税金の種類が変わるみたいだよ

パパ活で稼いでいる女性にとって気になるのが税金についてです。

パパ活の稼ぎにかかる税金については、ネット上でもいろんな意見があり、所得税なのか贈与税なのかどっちが正解なの!?と気になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事ではパパ活の収入にかかる税金についてわかりやすくネット上の意見をまとめて解説していきます

パパ活での稼ぎが20万円以上ある女性は必見です!

この記事のポイント
  • パパ活での収入にかかる税金について
  • パパ活での稼ぎが所得になるケース
  • パパ活での稼ぎが贈与になるケース
  • 所得税か贈与税どっちが良いの?

パパ活で稼いだお金は税金の対象になる

パパ活で稼いだお金は税金の対象になる

日本ではどんな方法であれ、収入を得た場合には税務署に確定申告を行う必要があり、一定以上の収入があれば税金を支払わなければいけません。

これは当然パパ活でお手当を貰った場合にも法的には申告が必要になります

つい先日も国税庁が某有名ギャラ飲みアプリに税務調査を行ったところ、アプリから女性への支払い履歴などから、登録している女性達に税金の申告漏れの疑いが相次いでいるというニュースがありました。(参考元:Yahoo!ニュース)

このニュースを知り、パパ活で稼いだお金が税金の対象(課税対象)になると初めて知って不安に感じているパパ活女子も多いかと思います

これからパパ活での税金について詳しく解説していきます。

パパ活での収入にかかる税金は所得税?贈与税?

パパ活での収入にかかる税金は所得税?贈与税?

パパ活での収入にかかる税金については「所得税」と「贈与税」の2種類があり、パパ活で得たお金を申告する際に「所得」なのか「贈与」なのかによって支払う税金の名目や金額が変わってきます

パパ活での収入をどのように申告すべきなのかについては、実は人によって意見が分かれており、どっちが正解なのかわからない!という人も多いです。

結論から言うと、パパ活での収入が「所得」なのか「贈与」なのかについてはお手当の貰い方で変わってくると見るのが妥当です。

この記事では「所得税」と「贈与税」について、どういった場合どちらに該当するかを詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んでいただき自分がどちらに該当するかを確認しましょう

パパ活での稼ぎが所得税になるケース

パパ活での稼ぎが所得税になるケース

まずは、パパ活での稼ぎが所得税になるケースについて見てみましょう。

所得税とは

所得税は簡単に言うと、「働いて稼いだ給与としての収入にかかる税金」のことです。

所得税は、個人の所得に対してかかる税金で、1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算します。

所得税のしくみ – 国税庁

パパ活を副業とした場合、所得の合計が年間20万円以下であれば申告は不要ですが、これは所得税についての話であり、住民税に関してはこの限りではなく、収入がいくらであれ確定申告の必要があります

よくネットの情報等では収入が20万円以下なら申告は不要!とありますが、上記の理由から確定申告は必要のようです

パパ活での稼ぎが所得税になるケース

パパ活での稼ぎは所得税であるというネットでの意見にはこのようなものがあります。

月極契約など毎月固定額を払われている場合は所得になる

経営者や個人事業主のパパが報酬という名目で経費計上している場合は所得に該当する

パパ活の稼ぎだけで生計を立てているなら所得扱いされる可能性もある

これらの意見をまとめると、パパ活では以下のケースの場合、収入を所得として申告する必要がありそうです。

収入が所得になるケース
  • 定期契約(月極)でお手当を貰っている
  • 相手(パパ)が報酬という名目で経費計上している
  • パパ活の稼ぎだけで生計を立てている

パパ活での稼ぎが贈与税になるケース

パパ活での稼ぎが贈与税になるケース

次にパパ活での稼ぎが贈与税になるケースについて見てみましょう。

贈与税とは

贈与税は簡単に言うと、「個人から財産をもらったときにかかる税金」のことです。

贈与税は、個人から財産をもらったときにかかる税金です。贈与税はその年の1月1日から12月31日までの1年間に、贈与により取得した財産の価額の合計額から基礎控除額の110万円を控除した残りの額に対して課税されます。

1年間に複数の人から贈与を受けた場合、その贈与を受けた財産の価額の合計額から控除できる基礎控除額は贈与者の人数に関わらず110万円となります。

贈与と税金 – 国税庁

贈与税で言う財産とは現金だけでなく金品を貰った時にも当てはまるようです。

贈与に当たるもの
  • 現金
  • 不動産(マンションや土地等)
  • 金券類
  • 高級時計や宝石類

贈与税は年間110万円以上の贈与があった場合と決められており、受け取った金品が年間で110万円未満であれば贈与税申告はしなくてよいということになります。

例として、月平均で8万円のお手当の場合、年間の贈与額は96万円となり、贈与税の申告は特に必要がないとなります。

ここで注意点として、複数人から贈与を受けた場合は総額で考える必要があります。例えば、Aさんからは50万円、Bさんからは70万円貰った場合は総額が110万円を超えるため申告が必要になります。

パパ活での稼ぎが贈与税になるケース

パパ活での稼ぎは贈与であるというネットでの意見にはこのようなものがあります。

男性が知り合った女性に好意でお金をあげているのであれば贈与と考えられる

毎月固定額を渡すのではなく、会った時にお小遣いとして渡しているなら所得でなく贈与である

個人のポケットマネーをお手当として渡す場合は贈与である。

これらの意見をまとめると、パパ活では以下のケースの場合は収入を贈与として申告するのが良さそうです。

収入が贈与になるケース
  • 都度契約でのパパ活の場合
  • 資産性の高いプレゼント(宝石や高級時計)を貰った場合
  • ポケットマネーからのお小遣い名目の場合

パパ活の収入にかかる税金は所得税か贈与税どっちがお得?

パパ活の収入にかかる税金は所得税か贈与税どっちがお得?

パパ活の収入を申告する場合、「所得」か「贈与」のどっちが良いのか気になりますよね。ここでは細かい計算方法は割愛して、どちらがお得かを解説していきます。

税金は種類によっていくら以上は申告をしなければいけないという決まりがあります。逆に言えば税金の種類ごとに決められた金額より収入が少なければ税金は発生しません

所得税と贈与税に関しては以下のように決まっています。

申告が不要なケース
  • 所得税所得合計額が年間20万円以下の場合申告不要
  • 贈与税贈与合計額が年間110万円以下の場合申告不要

これを見てわかるように、所得税では年間20万円を超えると所得税が発生するのに対し、贈与税は110万円を超えないと贈与税が発生しません

他にも、所得として申告すると、所得税が発生する以外にも翌年以降の住民税も上がってしまいます

これらの理由から、住民税の額も上がらず、年間110万円まで税金がかからない贈与税の方がお得と言えるでしょう。

万が一のときのことを考えて、なるべく贈与として申告できるようにお手当の貰い方を工夫できるならした方が良いでしょう

パパ活での収入にかかる税金は所得税?贈与税 まとめ

この記事ではパパ活の収入にかかる税金について、所得税になるケースと贈与税になるケースについて解説しました

お手当の貰い方によって、稼いだお金が「所得」扱いなのか「贈与」扱いなのかが変わり、贈与扱いにした方がお得だということがわかりました。

最近はパパ活女子も税金に気をつけないといけない時代になってきているので、万が一のときのことを考えてぜひ参考にして頂ければと思います。